煤け四六

傑作ロボ、発進!

面倒くさくて生存

「よし、これ終わったらしぬか」

みたいに計画する瞬間が私はごく稀にあったりする。たぶんこういうのって他の人も大体こういう感じじゃないかなと思う。「しにたい!」ではなく、「私が生きてなくてもいいよな~」っていう感じか。

私は自傷することはないし、駅のホームとか高いところで「あ、しねるなあ」と思うことはないんだけど、こういう瞬間的な希死念慮は昔からあって、でも、こうなったところで実際にしぬために動いたかというと、一度もそんなこともない。

しのうとするとどれだけ面倒か、ということを私はちょくちょく考えたりする。

正直、スパッと終われば後のことなど考える必要なんかないんだけど、やっぱりそこは希死念慮、しぬこと自体は目指したいものに据えるには今一つ……という無意識が私はあるみたいで、

  • このタイミングでやると直前に会った知り合いが疑われそう
  • ここでやるとお片付けが大変そう
  • PC とかスマホとか壊さないとなあ
  • 好きキャラのグッズどれについてきてもらおう……選べない

などとわりと暢気なことを考え始める。

そんなわけでついうっかり辞世の句を詠みたい的な方向へ頭が行ったときにそっと振りかえられるように、自死が私にとってどれだけ面倒くさいかというのを書きまくった文書を手近に置いて、それを見て、

今生きたくなくなった <<<<< 今しぬと面倒くさいな!(やっぱいいや)

に気持ちが向くようにしているのだった。

「面倒くさい」、強い。1

ちなみに

もうすぐ ねんどろいど山姥切国広 がくるので別にしにたくありません。

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  1. でも生活が面倒くさくなると今度は体が勝手にしんじゃうので、食う寝るには問題がないくせに希死念慮が突然きちゃったって時の話です。